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クラフトビールのリニューアル。追い求めたのは霧島酒造らしさだった。

ビールのことは、何も知らなかった。だから、造れたビールがある。

「焼酎の里づくり」という言葉が、向かうべき場所を示してくれた。

裏切ってはいけない。守るだけでもいけない。その高い壁が、「志比田工場 黒霧島原酒」をつくった。

20度焼酎は、日本のひなた「宮崎」を照らし続けてきた。

失敗は当然だ。その言葉があったから、「茜霧島」という夢を実現できた。

勝負の地は福岡。黒霧島が「黒キリ」と呼ばれるまで。

30年以上前から、環境を守ることも焼酎造りそのものだった。

「おいしい」をつくる、守る。ブレンド技術は、焼酎の可能性だ。